釜ヶ瀬せせらぎコンサート

蛍火と水に移れる蛍火と
        清崎敏郎
 
蛍が飛ぶ季節になりました。この句には妙滅するホタルと、
それが水に映った様子が描かれています。
清らかな水に映った蛍火はあたかも命を宿しているかのようです。
蛍火の瞬きは命の鼓動でもあるのです。川面に映った光の帯は
野山に瞬く蛍火の帯とつながり
さらに夜空の星の瞬きとつながって幻想的な風景を織りなしています。

季語/蛍火 季節/夏
 

釜ヶ瀬せせらぎコンサート
 
昨年の集中豪雨では道路が寸断され

大きな被害受けましたが
 
あれから2年が経ち、美しい金ケ瀬渓谷の景観が蘇りました。
 
渓谷散策しながら、せせらぎコンサートをお楽しみ下さい 。


at 19:01, 藤井美相, イベントのお知らせ

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黒と白

これからこれから
 
これからこれからと
春の鳥たちがやってきて
さえずるのだ

 
これからこれからと
春の花々が咲き出して
告げるのだ
 
これからこれからと
わたしもわたしに呼びかけて
励んでいこう
(坂上真民)

 
なかなかブログ更新ができずに失礼しています。
 
今年こそもっと余裕もってゆっくり…
 
なんて思っていましたがそうはならずいつもバタバタ状態です。
 
でもこれが私かな…と思っています。
 
3月29日土曜日から4月6日まで
 
日本丸(岩尾薬舗)隠宅修復を記念して
 
個展を開催させていただきます。

<隠宅>
隠居してからの住居
世間から離れ住む住居
隠れ家
 
隠宅は初公開です。(明治初期建築)
 
どうぞ私の作品と共に建物の素晴らしさを見て欲しいと思います。
 
春の素敵な季節どうぞ足をお運び下さい。 

 

<日本丸の歴史>
 明治20年(1887年)15代昭太郎がその家伝薬に朱色をかけ、日の丸をイメージする「日本丸(にほんがん)」
(心臓と熱さましなどの特効薬)として、販売を開始する。
効能に加え、ユニークな宣伝方法で爆発的な売り上げをしめし、東京・大阪・京都・名古屋・札幌・朝鮮・満州に支店を開設し、
ハワイ・ブラジルにまで販路を広げる。
 戦中には、「日本丸」を慰問袋に入れ、戦地に向かったというエピソードも残っている。

昭和18年には国にゼロ戦を1機寄付するほど莫大な富を築いた。
 しかし、時代の波により原料仕入れ困難となり、
昭和40年代に製造を中止し、その90年余年の歴史に幕を閉じた。
その後も薬販売のみ続けていたが、平成3年秋大型台風19号が日田を襲い、

最上階の銅版などが飛び、大損害を受けたため修復し、この機会に平成5年3月資料館「日本丸館」をオープンすることとなった。
引用元:(日本丸ホームページ

 

at 19:57, 藤井美相, イベントのお知らせ

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あけましておめでとうございます

道あらば 道を捉へて初日さす
        黛まどか
新年のまばゆいばかりの朝日が、一筋の道を捉へて射しています。
「さあ進みなさい」と言うように。
私たちの行方を照らしています。

季語ー初日 季節ー新年

 

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い申しあげます。

年齢と共に1年があっという間に過ぎたように思います。

昨年は3年に1度の社中展があり 実のある年でした。

会場に足を運んでくださった皆様にあらためてお礼申し上げます。

今年もいろんな事に挑戦しながら、楽しみながら

書の道を一歩一歩進んで行きたいと思います。

私についてきてくれるお弟子さんと共に

一層の努力をしていきたいと思います。

よろしくお願いいたします。
 

at 09:00, 藤井美相, -

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ありがとうございました【藤井美相となかまたち展】

日あたりて まことに寂しや返り花
          日野草城


冬の小春日に 時ならぬ花が咲くことがありますが それらを返り花、帰り花、忘れ花
などと呼びます。つつじや梅、山吹などに多いようです。

たった一輪咲き出でた季節外れの花に 惜しみなく冬日が当たっています。
しかし日が当たれば当たるほど返り花は淋しそうにみえます。

季語/返り花  季節/冬



藤井美相となかまたち展(10月17日〜20日)

3年に一度の社中展 盛会のうちに終わりました。

約1000人の人がパトリアに足を運んで下さり感謝でいっぱいです。

また3年後よりよい作品を出品できるよう私と会員一同がんばっていきたいと思います。

本当にありがとうございました。




毎日書道展 九州展

どうぞ足をお運び下さい。





社中の入賞、入選者

     藤井美相(会員)
佳作賞  井上喜美代
入選   井上玲秀
     蔵本百合子
     原田久子
     戸田啓子
     鬼武かよみ
     平川好美
 

at 21:20, 藤井美相, イベントの報告

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書展のごあんない


爽やかな そののちといふ 月日あり
           上野 繁子


辛いこと、嬉しいこと・・・・いずれにせよ 心のあり方しだいで

”そののち”の人生は変わります。

明るく前向きな”生きる力”が その後をさわやかな日々に

してくれるのではないでしょうか。

季語/爽やか 季節/秋



書展のごあんないです。
>第二回 大分の新女流書展


>毎日現代書巡回展 長崎展




>第二回 藤井美相となかまたち展


遅れ遅れになっていました 私のブログ!!

何だか秋になってしまって・・・申し訳ないです。

10月は書展のオンパレード。

大分→長崎・社中展と続きます。

社中展は3年に一度。

1回目より良い作品をと、皆それぞれにがんばりました。

テーマは〜挑戦〜

どうか挑戦してきた皆の作品を見に来て下さい。

10月20日(日)PM1:00〜2:00

青豊高校OBによる書のパフォーマンスもあります。

すごい迫力です。実際に見るのとテレビで見るのは違います。

どうぞパトリアに足をお運び下さい。お待ちしています。

at 23:45, 藤井美相, イベントのお知らせ

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作品展のお知らせ

打ち日さつ 宮の瀬川の容花の
恋ひてか寝らむ 昨夜も今宵も 
                                万葉集 (巻14ー3505)


宮の瀬川のひるがおが夜しぼむように
あの人もあたしのこと恋しく思いながら
寝ているだろうか  昨夜もそして今夜も



夏の日差しがジリジリ照りつける中ではひるがおが
淡紅色の涼しげな花を見せてくれます。
昼に花開き夕方にはしぼんでしまうことから「昼顔」
と呼ばれるこの花は万葉集では容花(かおばな)という名でうたわれています



藤井美相作品展  〜おしゃれに墨展〜

暑さのお見舞い申し上げます

小野のアトリエでと考えていた作品展ですが、

昨年の水害での道路工事がまだ進んでなく

アトリエに続く道がいまだ通行止めです。
(う回路はあるのですが道が細くてご案内するには無理かと)

それで急遽、ちゃいるどるーむの佐藤日出美さんのご好意で

スマイルスペースを使わせていただくことになりました。

墨染の服、Tシャツ、バックスカーフetc...暑い中ですが自分だけのもの
 (同じものは書けないので)

探しにきてください。お待ちしています
2013年 8月1日(木)〜5日(月)
am 10:00〜pm 7:00
最終日5日はpm 5:00まで
会場スマイルスペース
日田市淡窓2丁目

at 22:40, 藤井美相, イベントのお知らせ

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展覧会

夏の野の繁みに咲ける姫百合の
知らえぬ恋はくるしきものそ
(万葉集 巻八−1500)
__________________________________________
※人知れぬ恋のさまを繁みの中の姫百合にたとえた
(坂上郎女 さかのうえのいらつめ)の歌です。

百合は見方によっては毒々しいともとれる花だが
万葉びとはむしろ逆で 丈が低く花が小ぶりの
姫百合の 人知れず咲くひそやかな姿に心ひかれた
この彼ら特有のやさしさはしかし弱々しいやさしさではない。
ささやかなものにも必ず心とめる生命的なやさしさなのです。
__________________________________________

7月の私の出品している中の展覧会がめじろおしです。

●日本の書展




●毎日女流展
◯平成25年7月9日(火)〜15日(日・祝)
◯会場 福岡県立美術館




●毎日書道展



どうぞお出かけ下さい。


at 21:54, 藤井美相, イベントのお知らせ

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百万人の書

  ひさかたの 雨も降らぬか 蓮葉に
  たまれる水の玉に似たる見む

        (万葉集 巻16ー3837)

 雨が降らないだろうか はすの葉のたまる水の玉に
 似た雨を見よう

 池や沼では はすが大きな葉の間から茎を伸ばして 
 やはり大輪の華麗な花を咲かせます。



ー百万人の書ー

今年 北九州市は市制50周年を迎えました。

養真書道研究会・副理事長の吉田成美先生が実行委員長となり

「百万人の書ー未来につなぐ夢」と題し

8月に書道文化の一大イベントを開催されます。

一人でも多くの方々にご高覧、ご吹聴いただけますように

よろしくお願いいたします。



毎月初めにと思っているブログが、ついつい遅れつつあります。


忙しさに……の理由にはなりませんが おゆるしを…


小野のアトリエで 月1回の”美相の手料理” ということで

私がレシピを決めて お料理をお出ししたいと思っています。

前々から思っていたことを実現せねば・・・と

ただいま準備中ですが 昨年の水害でアトリエまで続く道がこわれてしまい

やっと(1年も経って)復旧作業が始まりました。

7月過ぎまでかかる予定ですので、その後を予定しています。

またブログでお知らせいたしますので 

その節はどうぞ足をお運び下さい。


at 20:28, 藤井美相, イベントのお知らせ

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篠田桃紅〜百の譜〜

 年の数ほど線を引く
一本の線は生きてきた一年一年 その積み重ね
何か新しいものを加えて生きていきたい
何か新しいものを創っていきたい
半歩でも三分の一歩でもずっと前に出て
昨日よりは今日のというように
衰えというものはあるけれど
老いてはじめて選べるものもある

    桃紅 2013年1月インタビューより




関市立篠田桃紅美術空間、岐阜現代美術館、

岐阜県美術館、画廊光芳堂の4会場が連携し

桃紅100年の歩みを辿るかつてない規模の回顧展があると聞いて

どうしても行きたくて行きたくて、

4月11日〜13日まで名古屋に行って来ました。



私のあこがれの人尊敬してやまない人篠田桃紅

文字の領域を越えて抽象へと展開し

墨を使った独自の表現スタイルを確立し

100歳になった今でも創作活動を展開していることは

誰にも負けない強さを感じました。



本物を見る!!

その作品の前に行ったとき

どの作品もひきつけるものがあり、いつまでもその場に居たい気持ちでした。

今回は4会場を一同に見ることができて

桃紅100年の歩みをこの目で存分に堪能させてもらいました。

私は、いつまで書けるのかな....

at 19:12, 藤井美相, 書道

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王義之展

 絶等寸の 山の峰の上の桜花
       咲かむ春べは 君し思はむ
                     万葉集巻9ー1776
                     播磨娘子

 たゆらきの 山のをのへの桜花 咲かむ春べは君ししのはむ


石川大夫が播磨守の任を終えて帰京するとき、その地の女性が別れを悲しんで贈った歌です。
絶等寸山(たゆらきやま)は国府のあった姫路市あたりの山なのでしょう。

( 絶等寸山の峰の上の桜が咲くころには、きっと思い出して
 お慕いすることでしょう。あなたをこそ… )



【天領日田おひなまつり】

今年も私の題字のポスターが採用されて、おひなまつり始まりました。

3月31日までです。

春めいた天領日田にどうぞお出かけください。




書を芸術にした男 書聖 王義之展
1月22日(火)〜3月3日(日)
東京国立博物館



去る2月16日 王義之展を見るために東京に行ってきました。

私たちが書の勉強をする上で欠かすことのできない王義之の書
(中国4世紀東普時代に活躍 303〜361)


王義之の真蹟は一つも残されてはいませんが、
宮廷でつくられた複製は信頼のおける資料となって残っています。

世界で十指に満たない唐時代の精巧な模本5点を一同に見ることができたこと
それから世紀の大発見、大報帖を見ることができたこと
一見の価値がありました。

すごい感動でいっぱいになりました。


書の友人で、北海道音更高等学校 野坂武秀先生からメールが来て、
二度と見ることができないかもしれないよ、東京に行くべきだよ...

と言われ決心して行った事は間違いなかったと…。

野坂先生はありがとうございました。


この目でいろんなものを見る、その場所に行ってみる、
自分の作品を作る上で重要なことだと感じます。


だんだん暖かくなってきました。
そろそろ冬眠していた墨染を開始しなければと思っています。

どうぞまた今年も何カ所か個展をと思っています。

またその節にお会いできたら幸せです。

at 18:46, 藤井美相, 書道

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